【動画】投資家マーク・キューバン「ドージコインは宝くじよりは良い投資」―米人気番組で解説
米人気長寿番組『the Ellen Show』に実業家マーク・キューバン氏が出演。
米版マネーの虎『Shar Tank』にも出演している同氏に、司会者エレン・デジェネレスが、ドージコインやロビンフッドなどについてインタビューを行った。
- マークにとって、ドージコインは「ベストな投資ではないけど宝くじよりは良い」投資。
- 自身がオーナーを務めるNBAチームのグッズもドージで購入できるし、『the Ellen Show』の公式ショップでも使えるようにしたら良いと発言。
- ロビンフッドで個人情報を入力するのは犯罪防止のためであり、安全な証拠だと見ている。
引用:Mark Cuban Was a Kid Business Hustler
〈動画翻訳〉
エレン:あなたは早くから仮想通貨やNFTに参入していたけど、私達も注目しておいた方が良いの?
マーク:NFTはただの収集ツールさ。若い子たちのスマホにも何かを買ったり、売ったりできる収集ツールがあるだろ。それと同じさ。
エレン:仮想通貨はどう?
マーク:仮想通貨はただの投資資産だよ。ビットコインはゴールドのデジタル版。イーサリアムは貨幣のデジタル版。
そしてドージコインはただ面白いだけさ。
でも奇妙なのは、ドージコインは最初仮想通貨の“ジョーク”だったのに、今やデジタル通貨になりつつあること。
ダラス・マーベリックス(同氏がオーナーを務めるNBAチーム)ではたくさんのグッズをドージコインで売ってるよ。エレンショップ(Ellen Showの公式ショップ)でも使ってみたら?何でもドージコインで売れるよ。
エレン:もちろん考えてみるわ。(中略)最近私はドージコインに興味があるんだけど、ドージコインについて教えて。
マーク:めちゃめちゃ面白い話さ。
ドージコインは2013年に仮想通貨の“ジョーク”として2人のプログラマーによって作られたんだ。ただのおふざけだったんだよ。
その後、たしか2年前(2019年)あたりからドージコインのミームがネットで話題になり始めた。そして人々がドージを買い始めたんだ。
そしたらここ半年ぐらいでドージ購入者が何百万人にも急増した。そして値段がとんでもなく上がったんだ。
例えば僕の11歳の息子ジェイクは、ドージが1セントにも満たない時に30ドル分買ったんだけど、その後6セントに上がり、40セントまで上がったよ。今は26セントぐらいかな。
みんなが知りたいのは「ドージコインは良い投資なの?」っていうことだと思うけど、そこにこそ僕がジェイクにドージに投資させた理由がある。
ドージコインは必ずしもベストな投資ではない。だけど、手数料無料のロビンフッド(投資アプリ)で取引できるというのが1つ。
2つ目は、ドージコインは大体26セント。つまり数ドルで投資ができるということ。宝くじを買うよりは良い投資だよ。
しかもだ、価格は上がる可能性があるんだ。例え上がらなくても、商品を買って消費できる。
もうすぐエレンショップでも使えるだろうしね。
ドージコインはデジタル通貨になりつつある。起源を考えるとクレイジーな話さ。
だけど総体的に考えて、ドージコインが良い投資かと尋ねられれば僕はベストな投資ではないけど宝くじよりはずっと良いと答えるよ。
仮想通貨について学ぶには良い方法だね。
エレン:上がり続けそうに見えるけど、保証はないね。
それと、ロビンフッドについてだけど、使う時に社会保障番号を入力しなきゃいけないでしょ?私はそういうのに懐疑的なんだよね。
マーク:僕はそんなに心配してないかな。なぜならKYCというものがあって、身分証明を行ってマネーロンダリングや詐欺を防止しなきゃいけないからだ。
つまり、安全性にとても気を配っているということさ。
僕もやったけど、特に問題はなかったよ。