イーサリアム創立者が最大級仮想通貨サミットをボイコット
イーサリアム創立者Vitalik Buterin氏は木曜日、ニュースウェブサイトCoinDeskの記事の中に詐欺サイトへつながるリンクがあったことから、同社が今年主催するコンセンサス会議をボイコットするとツイートした。
約75万人のtwitterフォロワーをもつButerin氏は、他の者も彼に続くよう呼びかけている。
「私はコインデスクの今年のコンセンサス2018会議をボイコットし、みなさんも同様にすることを強く勧めます。これがその理由です。
1、コインデスクは考えなしに、報酬詐欺が可能となることに加担している。報酬詐欺に直接リンクした彼らのOMGに関する最新記事を見てください。」
CoinDeskのCEO、Kevin Worth氏は記事を修正し、誤報を謝罪した上で、Buterinが投稿したツイートを知り「落胆した」とコメントした。
また、
「我々は実現しうる最高のブロックチェーン業界報道を提供するため、倫理的で偏りのないジャーナリズムを最高レベルで維持すべく努力しています」
と述べている。
ニューヨークに拠点を置くSatis Groupの先月の報道では、ICOの81%が詐欺であることが明らかになっており、Buterin氏も以前、仮想通貨メディアのいくつかが詐欺の正当化に役立っていることについて不満を漏らしていた。
Buterin氏のツイートスレッドの中には、CoinDeskのイーサリアムコード改定案の取り上げ方が好きではないことや、CoinDeskの読者コメントに関する方針に賛同しないこと、サミットのチケット代が高すぎることも述べられていた。
CoinDeskは、5月14~16日にニューヨークで開催されるそのサミットに4000人以上の人々が250人以上の演説を聞きにくると見込んでいる。
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