ゴールドマンやスクエアのニュースを称賛するビットコイン上げ相場―だが、果たして?
ゴールドマンサックスのビットコイン取引事業進出というニュースによって楽観的見方が広がり、その仮想通貨は木曜日、2か月ぶりの高値へと上昇した。
加えて、スクエアの決算報告書では、第1四半期で3400万ドルのビットコインに関連した利益を獲得したことが挙げられた。
しかし、2つの報道にある肝心の詳細部分は、投資者らを一旦立ち止まらせるかもしれない。
ゴールドマンの決定の概要を知る人物によると、ゴールドマンはビットコインそのものの売買は行わず、限られた数のデリバティブを提供する小規模なものから始めることで仮想通貨取引を探求する第一歩を踏み出そうと計画しているという。
これは、規制機関による多くのルールに縛られた従来の金融機関が仮想通貨を直接取り扱う方法を考え着くには、未だ程遠いというメッセージである。
また、スクエアはそのキャッシュアプリユーザーへのビットコイン販売で3410万ドルを得たが、それらビットコインの購入に3390万ドルかかっており、実際はたったの約20万ドルしか稼いでいない。
いくらかの人は未だに、デジタル通貨やブロックチェーン技術に対する企業の強い関心は、この始まったばかりの業界の進歩の証だと言っている。
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