ビットコイン、回復の中でトークンや仮想通貨らを上回るパフォーマンス

世界市場のトークンや仮想通貨の大部分が一夜にして約10%値下がりした一方、ビットコインは好調な出来高とともにその勢いを11,000ドルの範囲で維持している。

 

ビットコイン、月間で高い支配力を記録

 この24時間、ビットコインは市場の他の多くの仮想通貨のように、非常に変動していた。ピーク時のビットコインの価格は11,950ドルに達したが、仮想通貨市場が200億ドル以上下落すると10,900ドルまで減少、1,000ドル以上下落した。それ以降は11,200ドルまで立ち直り、ビットコインはその短期的な勢いを維持している。

2月21日、ビットコインの仮想通貨市場全体での支配力を図る優位指数は、月間最高である39.1%に達した。このビットコインの優位指数の上昇は、1月の大きな反発の後に仮想通貨市場に参加した新規参入者たちのビットコインへの需要に起因しているのかもしれない。

新規参入者やあまり知識のない投資者がその市場に参加するとき、彼らが最初に投資するのは、自然と市場で最も優勢なビットコインとなる。短期的にみて、ビットコインは市場のトークンや仮想通貨らを上回り続けそうである。

この1週間を通して、多くのトークンはUSドルに対しては大きな利益を記録したが、ビットコインに対しては、トークンの大半が極めて大きな損失を記録した。

朝鮮日報やハンギョレといった韓国の主なローカルメディアは、韓国の仮想通貨取引市場内での価格、別名キムチプレミアムが再び上昇し始めているとも報じた。仮想通貨市場への需要が急速に上昇するにつれ、韓国仮想通貨価格はこの1週間で2%から7%に上昇した。

1月にビットコインの価格は史上最高の19,000ドルに達した後6,000ドルあたりまで下落したが、多くの分析家がベアマーケットは浮上し、何か月も持ちこたえてから大きく回復すると予想すると、1か月も経たないうちにビットコインの価格は2倍近くになり、比較的早くに11,200ドルまで這い上がった。

コインベースやビットフィネックスのような主な仮想通貨取引所がセグウィットを採用することを受け、分析家はビットコインネットワークのスケーラビリティに楽観的なままでいる。また、それは今後数週間、ビットコインの価格上昇もあおるかもしれない。セグウィットの普及率は、執筆時点では14%を下回ったままだが、コインベースのセグウィットとの統合はセグウィットの急速な普及を大規模に引き起こすこともあり得る。

 

イーサリアムとトークン

 ビットコインとは反対に、イーサリアムとERC20トークンはここ1週間低迷している。ビットコインが勢いをつけ続けるにつれて、イーサリアムとイーサリアムネットワークに基づいたトークンは短期的にはビットコインに反して下落し続けそうだ。

それでもやはり、他のリップルやビットコインキャッシュ、ライトコイン、カルダノのような、市場で最も優勢な仮想通貨に対し6~10%の損失を記録した主な仮想通貨に比べると、イーサリアムはビットコインに対してよく健闘している。

もしイーサが数日で1,000ドル回復することができれば、1月以来ビットコインの価格動向についてきたことを考慮すると、中期的な価格上昇の強い根拠を確立することになるだろう。しかしながら、ビットコインの陰で市場のその他の仮想通貨と一緒に下落し続けるなら、イーサはビットコインの価格成長率に対抗するのに短期的には苦労するかもしれない。

 

翻訳本記事(グラフの引用含む)

https://www.ccn.com/bitcoin-continues-to-outperform-tokens-and-cryptocurrencies-amid-recovery/

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です